レストア業務

レストアは、英語でrestoreです。意味は「元通りにすること」。
自動車用語として使用する場合、経年劣化した車両を新車同様の状態に復元することを意味します。
修理範囲は車両全体で、エンジン、トランスミッションなどパワートレーンはもちろんのこと、外装鈑金、外装塗装、内装、シート表皮の再現など…まさに自動車まるごとの修理になります。

小田自動車鈑金の培ってきた技術力やノウハウで、往年の名車(クラシックカー)、古い大衆車(ヒストリックカー)の再生を行っています。
「あの時の想い」をよみがえらせること。「あの人が感じた想い」を味わうこと。小田自動車鈑金の確かな技術が、あなたのその喜びを現実のものにします。

なぜ弊社にレストア技術があるのか

なぜ弊社にレストアの技術があるのか。それはずっと鈑金が好きで、鈑金にこだわって一筋に仕事をしてきたからだと思います。
昔は自動車の価格が高く、人件費がやすい時代でした。高価な部品を交換するよりも、鈑金職人が鉄板から部品を作る方が、お客さんの費用負担が極端に少ない。だから、昔は、鉄板一枚から部品を作っていくことを当たり前にできるのが鈑金職人でした。
時代が変わり、部品が安く手に入るようになると、修理が鈑金中心から、交換中心と変化していきました。
修理の大半が交換になってくると、昔は当たり前だった、鉄板一枚から部品を作り出す技術をもつ鈑金職人が減っていき、特に若い世代ではそのような技術を習得せずとも修理ができるようになりました。

部品交換が中心となった今、同業者に「こんなん交換した方が早いんやん」と本当によく言われます。
確かに時間だけで言えば、そうなんです。けど、お客さんの費用負担が増えてしまう。
100%鈑金の方が費用負担が安くなるわけではありません。しかし、なんでも交換という風潮の中で、鈑金一筋にこだわったのは、鈑金だからこそ喜んでもらえることがあるからです。

レストアができるのは、昔の鈑金職人が当たり前にできた技術を高め続けたからです。私たちのレストアをみて、子どもたちが自分もあんな鈑金職人になりたい!と思ってもらえる仕事を続けていきたいです。

レストア業務の一例

インパラの場合

ポルシェ911の場合

パネルが酷い錆びで朽ち果て、穴が開いている状態のものを綺麗に直す作業です。

画像の様に酷い状態だとパネルは交換となりますが、古い自動車部品は既に廃盤となっている為、当社の職人が手作りで1枚の鉄板からパネルを特注製造していきます。

商圏内では唯一当社だけの強みです。