笑顔をもたらす仕事

小田自動車鈑金

小田自動車鈑金は昭和42年に創業した橿原市内にある小さな小さな町工場です。
四人のスタッフで営業しています。

「あなたの職業は何ですか?」そう聞かれると私達はこう答えます。
「車の鈑金屋さん」

しかしそれを聞いて私達の仕事の内容を理解してくれる人は多くありません。

一般的に良く知られている車検やエンジン修理などをする『自動車整備士』とは違い、車のキズやへこみ、更には事故車修理を専門とする私達の様な鈑金塗装職人は『自動車車体整備士』と呼ばれています。
車検を行う整備士を車の内科医とすると私達、鈑金塗装職人は『車の外科医』と言ったところでしょうか。

例えば、へこんだドアをハンマーや専用の道具を使い鉄板の伸び具合を考慮しながら修正し(鈑金)、元の状態と同じ様に色を吹き付けて違和感無く仕上げる(塗装)という、とても高度な職人技が必要とされる専門性の高い仕事なのです。

とても地道な作業で、一枚のパネルを修正するのにハンマ-を丸一日握り締める事もあります。

そして続々と投入される新車種に採用された新技術や新素材に対応するために新しい技法と知識を身につけ、事故という、お客様の『突然の出費』を出来る限り抑えるために努力をする。

車を綺麗に修理しながらお客様の負担を軽減する。
一見この矛盾した二つの結果を実現する為に日々全身全霊で望んでいます。
まさに毎日がチャレンジ!!

より多くのお客様を笑顔に出来る様に

小田自動車鈑金

私達の仕事「凹んだり傷ついたパネルを直す作業」は、ひとつの手段に過ぎません。
本当の目的は、事故で「傷つき」「落ちこみ」「悲しんでいる」
そんなお客様の心の凹みを直して笑顔をもたらす事です。

私達の仕事は自動車事故という人の不幸の上に成り立つ仕事なのかもしれません。
しかし、私達の技術は困った人を助けることが出来る素晴らしい職業だと言えます。

私達、鈑金塗装職人はあまり表舞台に立つ事が少なく、どちらかといえば縁の下の力持ち的な存在。
そんな自動車業界の縁の下で生きてきた鈑金塗装業を広く世間の皆様に知ってもらいたい。
子供達が大きくなったら、ケ-キ屋さんになりたい!プロ野球選手になりたい!
と夢を語る中に、鈑金塗装職人になりたい!!と言って貰える業界にしたい。
そんな想いで誇りを持って日々取り組んでいます。

そしてその一方で私には夢があります。
子供の頃からの趣味である映画鑑賞の影響とあることがきっかけで海外で活躍する職人になりたい!いつの頃からかそう思う様になりました。

日々強くなるこの想いを抑えきれずに、ついには日本を飛びだし数年前から積極的に海外で活動する様になり、アメリカのラスベガスで毎年開催される
SEMAショー(2018年度)出展車両の
レストア依頼を受けるまでになりました

職人業は自分の可能性を広げてくれる素晴らしい職業です。
しかしそれは全て、こうなりたいと願う強い意思(想い)があってのこと。
どんなに技術が優れていても強い想いが無いと技術は活かしきれません。
「想いに勝る技術なし」そこに懸ける想いが重要だと考えています。

枠にとらわれずチャレンジし続ける事が個人としての成長に繋がり会社の成長に繫がり、そして社会貢献に繫がっていく。
その為に私達は培ってきたチャレンジ精神と技術力で、より多くのお客様を笑顔に出来る様に日々精進してまいります。